ピットスポルム・テヌイフォリウム「トムサム」

科名: トベラ科 (Pittosporaceae)
和名: ピットスポルム・テヌイフォリウム「トムサム」(=学名)
学名: Pittosporum tenuifolium ‘Tom Thumb’
英名: Kohuhu ‘Tom Thumb’ 又は学名
区分: 低木 常緑
サイズ: 90~120cm x 90~120cm 
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   1  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2023年3月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

滑稽なほどひどい庭植物はめったに見かけませんが、これはその一つです。私が育ててきた数百種類の植物の中では、P. テヌイフォリウムはワースト10に入るでしょう。若しくはワースト5です。

ピットスポルムは、日本で言うトベラ属です。トベラは土を選ばない丈夫な木なので、同属のテヌイフォリウム種がニュージーランド原産だと分かった時でも、特に警戒しませんでした。高さや幅が1m強に収まりそうな「トムサム」(Tom Thumb)という園芸品種がちょうどいいと思って、庭に植えてみました。

それからトムサムは落葉したりして、状態が一方的に悪化して、一日たりとも回復の兆しはありませんでした。雨の日が続いても悪化、夏の晴天が続いても悪化。その周辺ではサツキ、ミントブッシュ、アベリア、モナルダなどが普通に育っていましたが、トムサムだけはだめでした。

写真を撮り始めた8月には、トムサムは既にかなり悪い状態でした。その秋に回復を諦めて処分しました。失敗の理由が未だ分かりませんが、「普通」の条件で育たないことだけは分かっています。

注意点:テヌイフォリウム種には、エルフィン、シルバーシーン、バリエガータなどの園芸品種がありますが、おそらくどれも育てにくいでしょう。成功した人がいれば、コメントページにご一報ください。

2023年8月に、じゅん はこう書きました:

別品種のテヌイフォリウムですが、私は3年前に50~60cmくらいの「シルバーシーン」の苗木を購入して地植えしましたが、今は 2m 超まで大きくなりました。その後毎年一株ずつ増やましたが、3株とも順調に育っており、なかなか優秀な常緑樹だと思っています。ただ、バリエガータは成長が思わしくなく、樹高も2年前の購入時とほぼ変わりません。木が植わっている場所は日向です。土壌の水捌けが悪い対策として、8t の山砂をセッセとバケツで運んで入れたお陰か、それまでマンションのベランダで育てていたバラや、その後植えた植物も今のところ順調に育ってくれています。