ギンパイソウ

科名: ナス科 (Solanaceae)
和名: ギンパイソウ (の園芸品種)
学名: Nierembergia repens
英名: Cup flower, creeping cup flower
区分: 宿根草 常緑~半常緑
サイズ: 約 10cm (高さ) x 広がる (または縮む)
日照: 涼しい日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:    良 (人にすすめたい)   0  中立   1  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2023年12月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ギンパイソウは「グラウンドカバー植物」とよく云われますが、私の経験上はむしろ逆です。                                

ギンパイソウは、南米の亜熱帯地域(アルゼンチンなど)から来た匍匐性の多年草です。強い乾燥や真夏の直射日光が苦手と読んだことがあったので、背の高いモミジアオイの間や周辺に植えました。写真のように、2022年5月に花がよく咲きましたが、8月になるとギンパイソウは苦しんでいるように見えました。涼しい季節になってもなかなか回復せず、翌年の5月にギンパイソウの面積は小さくなったままでした。2023年の夏がこれまでにない乾燥と暑さになったせいか、ギンパイソウはまばらの小苗まで縮小しました。モミジアオイよりも暑さと乾燥の悪影響をもろに受けたようです。

しかし、ギンパイソウの問題点は地球温暖化に弱いことだけではなくて、雑草を全く抑制しないことにもあります。丸で雑草の温床のようです。上の写真を撮る前に、私は数多くのカタバミやニシキソウをギンパイソウの中から取り除きました。面倒な作業です。初夏にピークになる白い花が好きですが、ギンパイソウを増やす予定がないですし、もっといい植え所を探すつもりもないです。この調子で後1〜2年で自然消滅させようと考えています。因みに、耐寒性は強くて、‐10度を下回っても大丈夫だそうです。