クルクマ

科名: ショウガ科 (Zingiberaceae)
和名: クルクマ (=属名)
学名: Curcuma alismatifolia
英名: Siam tulip, summer tulip, curcuma
区分: 宿根草 落葉
サイズ: 60cm (高) x 40cm
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   0  良 (人にすすめたい)   0  中立   1  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2023年6月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ウコン属には、クルクマを含めて100種以上の植物が分類されていますが、ガーデンセンターによく出回るクルクマは東南アジア原産の一種とその種間交雑種なのだそうです。品種によって花の色が違っても、育て方は大きく変わりません。

私は、2021年の春にクルクマの地下茎を買って日当たりが60%〜70%ぐらいの所に地植えをしました。しばらくすると、新梢は地面から顔を覗かせて、真っすぐ上に伸びて、ハランに似た葉っぱが互生しました。開花が何月の何日だったか、正確に覚えてはいませんが、花が一番目立ったのは8月でした。水分さえあれば、クルクマは暑さにかなり強いです。

しかし、8月から問題が続出しました。先ず、クルクマの花(苞)は蓮型だったので、その中には水が溜まって、咲いて程なく苞が黒ずんで腐敗しました。そして葉っぱは、夜中に活動する害虫の大好物でした(写真参照)。冬になると、予想どおりにクルクマの地上部は枯れました。春にはまた出てくると思いましたが、前年の目覚めの時期が過ぎても地面からは何も出ませんでした。地下茎を掘り出したら、辛うじて生き延びている感じで、元気がありませんでした。その時、処分すると決めました。

クルクマは熱帯の植物ですし、失敗の原因は色々考えられます。土壌は、改良したつもりでしたが、まだ粘土質だったため、地下茎が冬の間に十分乾いていなかった可能性があります。クルクマは育てにくい花のようなので、植えるなら、土壌の質、置き場所、害虫などをコントロールしやすい鉢植えがいいと思います。