アオバナフジバカマ

科名: キク科 (Asteraceae)
和名: アオバナフジバカマ(青花藤袴)、アオイロフジバカマ、セイヨウフジバカマ
学名: Conoclinium coelestinum
英名: Blue mistflower, hardy ageratum
区分: 宿根草 落葉
サイズ: 40cm (高さ) x 広がる
日照: 日当たり ~ 明るい日陰

 

この植物のレビュー編
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評 価 レビュー
中立 2023年7月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

以前、アオバナフジバカマはフジバカマと同じEupatorium属に分類されていましたが、1990年代にConoclinium属に移されました。フジバカマよりもアゲラタムに近い仲間だそうです。

アオバナフジバカマは、アメリカの半分以上の州に分布していることから、適応力が高いことが分かります(分布の地図はこちら)。私の庭のいくつかの場所に生えていますが、それらの場所ごとに生育条件が異なります。日当たりが低・中・高の場所があって、それらの水持ちは「少」又は「中」です。アオバナフジバカマは、全組み合わせで生きていけますが、中の日当たりと中の水持ちで、地下茎とタネの両方で猛烈に殖えます。私が3,4ポットの小さい苗を植えた所は、現在、幅2、3メートルのじゅうたんになって、年々勢いが増してきました。その周辺の背の低い植物は全部飲み込まれそうです。そこで、つい最近アオバナフジバカマを全部抜くと決断しました。

とは言っても、使い道がない訳ではありません。アゲラタムそっくりの花は6月から9月にかけて咲きますし、花がない時期でも葉っぱはきれいなので、観賞価値があります。例えば、都市部の狭くて日当たりのそれほどよくない場所にアオバナフジバカマを植えれば、雑草を抑えるグラウンドカバーになりますし、木の下草として使ってもいいです。でも、壁のある庭の方がいいです。そうでなければ、タネがお隣さんの庭に飛んで問題になりそうです。

冬に地上部が枯れますが、茎が残るので、植えた場所はすぐ分かります。