マホニア・コンフューサ

科名: メギ科 (Berberidaceae)
和名: マホニア コンフューサ
学名: Berberis eurybracteata
英名: Chinese barberry, ‘Soft Caress’ mahonia
区分: 低木 常緑
サイズ: 100cm (高さ) x 200cm 以上 (幅)
日照: 日当たり~日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2025年6月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

マホニア属には中国原産の植物が複数ありますが、中でもコンフューサは葉っぱが柔らかくて、触ってもチカチカしないので、特に庭に使いやすいと思います。

コンフューサは、主に細かい羽状複葉を楽しむために育てられます。最初に上に伸びる枝は、年月が経つにつれて徐々に斜めに、そして地面と平行して伸びるようになります。私のコンフューサは、植えてから4年ぐらいで幅2m以上になって、今の成長は横方向のみです。大きくなり過ぎた場合、適宜切り戻してもいいです。重なり合う複葉はきれいですし、その下の地面が真っ暗の陰地になるので、中心部から雑草は出ません。虫による食害は少ないです。耐寒性は少なくとも−15度までは大丈夫だそうです。

コンフューサは、半日陰や日陰の場所で見ることが多いですが、土壌が激しく乾燥しない限り日向に近い条件にも耐えます。許容範囲が広くて、90%日陰から90%日向まで大丈夫でしょう。土壌の湿り気は、普通からやや乾燥気味がいいそうです。

11月を中心に咲く黄色の花は貴重です。1月ごろにブルーベリーに似た実がなって、これも観賞価値がありますが、コンフューサの唯一の欠点に繋がります。こぼれ種が多くて、親株から5m以内に年に数十個の苗を取る必要があります。一面をコンフューサで覆い尽くしたい場合は別です。タネがたまにいい所で発芽すれば、私は放っておきます。

以前、マホニア属にはコンフューサだけでなく、ヒイラギナンテン、「チャリティ」なども含まれていました。しかし、20世紀の終わりごろに再分類が行われて、マホニア属は廃止されてその仲間たちはメギ属に編入されました。従って、「マホニア」は属名からただの呼び名に変わりました。