ヒメシャリンバイ

科名: バラ科 (Rosaceae)
和名: ヒメシャリンバイ (姫車輪梅)
学名: Rhaphiolepis indica var. umbellata f. minor (Rhaphiolepis umbellata ‘Minor’ とも言う)
英名: Dwarf yeddo hawthorn
区分: 低木 常緑
サイズ: 2m (高さ) x 1m 強 (幅)
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2016年4月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

私は2種類のシャリンバイを知っています。1つ目は背が低くて、横幅が広くて、葉っぱが大きいマルバシャリンバイで、2つ目は直立性が強くて、葉っぱが小さくてびっしり付いているヒメシャリンバイです。両方を栽培したことがありますが、後者の方が好みです。

ヒメシャリンバイは、そんなに多く見かけるものではありませんし、成長が遅いため、最終の樹高は見込みにくいですが、1.5m 以上は確実です。私の経験では、1年に20センチ伸びれば、それは早い方です。横の成長は上半分に集中するので、頭でっかちになる傾向があります。まだ剪定をしたことがないのですが、剪定に耐えるそうなので、好きな形にできるでしょう。やろうと思えば、低管理の生垣はできると思いますが、完成までかなりの時間かかりそうです。

ヒメシャリンバイを植える主な理由は、4月に咲く淡いピンク色の花にあります。赤い新葉をバックに、目を引きます。小さいハチは寄って来ますが、クマバチは来ません。短命な花に対して、照葉は1年中きれいです。葉っぱの世代交代が緩慢なため、落ち葉は全く気になりません。実がなるものの、庭の条件で発芽することはほとんどないです。虫の被害もあまり見かけません。行儀のいい低木です。