シェフレラ「コンパクタ」

科名: ウコギ科 (Araliaceae)
和名: シェフレラ、ヤドリフカノキ(宿り鱶の木)、ホンコンカポック + 品種名「コンパクタ」
学名: Schefflera arboricola ‘Compacta’
英名: Schefflera, umbrella tree, dwarf umbrella plant + 品種名 ‘Compacta’
区分: 低木 常緑
サイズ: おそらく 3~4m (高さ) x 2~3m (幅)
日照: 日当たり~半日陰 (鉢植えの場合は半日陰)

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2016年12月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

シェフレラは、観葉植物としてよく使われて、特に大きくない場合は目に止まらないことが多いです。台湾や中国南部の出身ですが、気温がマイナス7度ぐらいを下回らない地域であれば、地植えをしてもいいです。

シェフレラは、日照不足などの悪条件に強いので、玄関先に植えられるケースが一般的です。私が現在の家を買った時、ドアの横に大きなシェフレラはどっしり居座っていました。夏になると、問題が発生しました。毎月のように、一抱え、二抱えの枝を切らないと、シェフレラは玄関の屋根に突き当り、ドアの開け閉めの邪魔にもなっていました。これは数年間も続いて、繰り返した剪定でシェフレラの大部分は太い枝だけになってしまいました。

その後、「コンパクタ」という矮性品種があることを知りました。早速、古いシェフレラを掘り出して、コンパクタを植えてみました。問題解決!コンパクタが、膝の高さからドアの高さまで成長するには3,4年かかりました。今の剪定は、年に1回程度、数本の横に広がり過ぎた枝を切り戻すだけで済みます。基本種よりも害虫に少し弱い印象を受けますが、それほど目立ちません。耐寒性は基本種と一緒で、マイナス5度になっても被害はありません。放っておけば、コンパクタがどこまで伸びるのか定かではないですが、シェフレラの高さを3m 以下に抑えたい場合、コンパクタはお薦めです。

注意点:コンパクタの中では「キング」と「クイーン」の2種類があります。立性の強くて、基本種の縮小版に見えるのはクイーンです。私のシェフレラはこれです。キングの葉っぱは尖がっていますし、枝が横に広がるため、背丈は出ません。キングは写真でしか見たことがないです。2種類はかなり違うので、インターネットショップから注文する際は、注意が必要です。