科名: | アジサイ科 (Hydrangeaceae) |
和名: | 常山アジサイ 常緑アジサイ、碧のひとみ、ディクロア(=属名) |
学名: | Dichroa febrifuga |
英名: | Blue evergreen hydrangea, Chinese quinine |
区分: | 低木 常緑 |
サイズ: | 推定 90cm (高さ) x 160cm (幅) |
日照: | 半日陰~明るい日陰 |
この植物のレビュー編
評価: | 1 良 (人にすすめたい) | 0 中立 | 0 悪 (植えれば後悔するだろう) |
評 価 | レビュー |
良 | 2022年11月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
私の庭には半日以上が日陰になり、水はけが悪く、苔が生えやすい場所があります。そこには何を植えてもうまく育つ気がしませんでしたが、常山アジサイの小さい苗なら、もしかしたら育つかもしれないと思って、値段も安いので、ネットで買って植えてみました。成長の遅い植物ですが、少しずつ大きくなって、葉っぱが次第に密生してきました。植えてから3年以上経っている今は、立派な低木になっています。 常山アジサイの最もいいところは、一年中変わらない葉っぱです。虫による食害がほとんどなくてすっきりした印象を与えますし、地面まで葉っぱの密度が高いので、雑草を寄せ付けません。ガクアジサイがボロボロになりがちな秋には、常山アジサイのきれいさは一段と際立ちます。 きれいな青色の花も咲きますが、小さくておまけ的なものです。実がなる場合とならない場合とがあって、不安定です。実ものとして常山アジサイを買う人は多分がっかりするでしょう。 私の常山アジサイは乾きにくい所に植わっているので、真夏の2,3回を除いて、水やりを必要としません。年に1回ぐらい、酸性土を好む植物用の肥料を与えます。剪定・切り戻しをしたことはないです。インドや中国南部が原産地ですが、少なくとも-10度までは耐寒性があるので、神奈川県では霜よけがいりません。もっと普及してもいい木だと思います。 常山アジサイの種名(febrifuga)は「解熱」という意味です。漢方薬の一つになるそうですが、使い方が分かりません。 |