ロシアンセージ「リトルスパイヤー」

科名: シソ科 (Lamiaceae)
和名: ロシアンセージ「リトルスパイヤー」
学名: Perovskia atriplicifolia ‘Little Spire’
英名: Russian sage ‘Little Spire’
区分: 宿根草または低木 半常緑~落葉
サイズ: 60~70cm (高さ) x 50cm (幅)
日照: 日当たり

 

この植物のレビュー編
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評 価 レビュー
2019年8月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ロシアンセージはサルビアやミントやタイムに近い仲間ですが、分布はロシアよりもトルコからヒマラヤ山脈にかけての中央アジアがメインです。気温の許容範囲が広くて、乾燥ややせ地にも強いそうです。

私が、ロシアンセージをほしいと思うようになったのは、この花がハチをよく引き付けると聞いたことがきっかけでしたが、育て方を調べている内に、「倒れやすい」という評判が一般的と気付いて半分諦めました。でも幾つかの園芸品種があり、リトルスパイヤーのような矮性品種ならば、倒れにくいという意見も海外のウェブサイトに出ていました。この意見を考慮した上で4個のリトルスパイヤーを取り寄せて、日当たりや水はけのいい場所に植えました。

最初はよかったです。ロシアンセージは成長して、6月頃から細かい青紫色の花も咲き始めました。ところが、天気がちょっと荒れる度に植物本体は傾きました。しばらく観察していると、犯人は雨ではなく、風だと分かりました。植えた場所の風当たりは「普通」と思いましたが、何週間か経つとリトルスパイヤーは地面に横たわってしまいました。シルバー色の葉っぱや触った時のいい匂いは魅力的でしたが、結局処分しました。今、あの場所ではガウラが問題なく育っています。

教訓:リトルスパイヤーは日当たりが良くて風当たりが弱い場所ならきれいに育つかも知れませんが、そういう条件に合う所はそれほど多くないでしょう。