ルドベキア・フルギダ

 

科名: キク科 (Asteraceae)
和名: ルドベキア フルギダ
学名: Rudbeckia fulgida ‘Goldsturm,’ ‘Viette’s Little Suzy,’ ‘Little Goldstar’
英名: Orange coneflower, black-eyed Susan, Rudbeckia
区分: 宿根草 ロゼットは常緑、上部は落葉
サイズ: 50~90cm (高さ) x 50~70cm (幅)
日照: 日当たり (耐陰性は少しある)

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2021年11月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

過去に、私はルドベキア・フルギダ「リトルゴールドスター」をレビューしました(レビューはこちら)が、その後、更に2品種のフルギダを庭に追加しました。全品種の共通点を念頭に入れて評価をしたいと思います。

ルドベキア・フルギダは北米の東部で広く分布しています(地図はこちら)。耐寒性や耐暑性が強くて、おそらく北海道から九州にかけての日当たりと水はけのいい所でよく育つと思われます。神奈川県では、花が咲き始めるのは梅雨の間ですが、花のピークは梅雨が終わってからの1か月ぐらいです。それから花が徐々に少なくなりますが、11月にもまだ咲いています。虫による食害は少々ありますが、ひどくはないです。ハチやチョウは花に寄ってきますが、ランタナに集まるほどではないです。

私が育てている3品種の特徴は次のとおり
「ゴールドストラム」:大きくて触り心地が紙やすりのような品種です。北米では、宿根草の人気番付で1,2を争う植物ですが、日本ではおぎはら植物園でしか扱っていなかったので、そこで購入しました。
「リトルスージー」:全体的にゴールドストラムよりも繊細でデリケートに見えますが、花付きには問題ないです。
「リトルゴールドスター」:まとまりのいい小ぶりの品種です。

長所:フルギダは長命です。宿根草を買う時に忘れがちな特徴ですが、コスパには大事な要素です。5~6年前に買ったリトルゴールドスターはまだ健在なのに、3~4年前に買ったガイラルディアは老衰で枯れそうです。また、フルギダは横に拡大します。間隔をあけて植えても、2年経てば地面が見えなくなります。

短所:耐風性はそれほどないです。ぺちゃんこに倒れるわけではありませんが、強い風が当たると植物全体は30度に傾くことがあります。

2023年7月の追加:

上記のレビューには訂正したい箇所があります。「私の庭では、まだこぼれ種による繁殖を見ていません」と書きましたが、2023年になってこぼれ種からできた苗があることに気づきました。ガウラほどの繁殖力ではないですが、1個のフルギダから5~10個ぐらいの苗ができて、5メートル以上離れた場所に出現することもあります。正直言って、いらない苗を取るのは少々面倒です。