ランタナ

科名: クマツヅラ科 (Verbenaceae)
和名: ランタナ
学名: Lantana camara
英名: Lantana, shrub verbena
区分: 低木 常緑 (神奈川県では落葉)
サイズ: 品種にもよるが、最大は、 100cm 前後 (高) x 200cm (幅)
日照: 日当たり

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2018年7月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ランタナは、近隣種のコバノランタナに花の形が似ていますが、原産地・樹形・性質などが違います。ランタナは中南米の熱帯地域が原産地で、本来は常緑低木ですが、神奈川県では落葉宿根草のように育てることができます。冬に地上部は枯れてしまうものの、気温がマイナス6度になってもだいたい根っこが生き残って、春に新梢を出して、初夏から花が咲きます。

毎年、ランタナは成長を一からやり直すから、大木になる心配はありません。園芸品種によってサイズは多少変わりますが、商品タグよりも大きくなるケースがほとんどです。1.5倍~2倍は目安です。そして高さよりも横幅が出やすいですが、コバノランタナと違って這い性ではないです。

冬越しさえできれば、ランタナは丈夫な植物です。世界中の暖地では雑草化しているぐらいです。土質はあまり選びませんし、日照り続きでも長雨でも平気のようです(どちらかと言えば、乾燥の方に強い)。花期は5~6ヵ月も続いて、チョウやホウジャクがよく訪れるので、バタフライガーデンには欠かせません。私は、こぼれ種による繁殖を見たことがありません。葉っぱを触るとテレビン油に近い匂いを放ちます。おそらくランタナの害虫対策でしょう。実際、害虫による被害は少ないです。