科名: | キジカクシ科 (Asparagaceae) |
和名: | ヤブラン「ロイヤルパープル」 |
学名: | Liriope muscari ‘Royal Purple’ |
英名: | Royal Purple lily turf |
区分: | 宿根草 常緑 |
サイズ: | 30~40cm (高さ) x 40~50cm (幅) |
日照: | (西日を避けた)日当たり ~ 日陰 |
この植物のレビュー編
評価: | 1 良 (人にすすめたい) | 0 中立 | 0 悪 (植えれば後悔するだろう) |
評価 | レビュー |
良 | 2018年9月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
ヤブランは、日本を含めて東アジアに広く分布している林床植物です。ロイヤルパープルという園芸品種の特徴は、細めの斑なしの葉っぱや直立する濃い紫色の穂状花です。 林床植物と言えば、繊細な山野草のようなイメージがありますが、ヤブランはそのイメージを覆します。まず、暑さ・寒さにはかなり強いです。マイナス20度になっても被害を受けませんし、海外のウェブサイトによりますと、40度をしょっちゅう超える米国のアリゾナ州でも、ヤブランは元気に育つそうです。そうならば、ヤブランは熊谷市でも安心して植えられそうです(とは言っても、西日は避けて下さい)。適潤な土を好みますが、根っこは水をたくさん含むので、乾燥には強い方です。 ヤブランはグラウンドカバーとして優れています。私の一番好きなところは、地下茎で急速に広がらないことです。新しい葉っぱや根っこが徐々に付くだけです。何年か経てば、幅40cm 前後の塊になりますが、中心部は枯れ込みません。株分けは体力を要しますが、乱暴にやってもヤブランはびくともしません。上の写真は、株分けや移植をした1年後に撮りました。 注意:近隣種のコヤブラン(Liriope spicata)は、シャガのように地下茎で殖えます。一般家庭の庭で地植えをすると、厄介なことになりますよ。 |