科名: | キジカクシ科 (Asparagaceae) |
和名: | ホスタ「ジューン」 (ホスタ = ギボウシ) |
学名: | Hosta ‘June’ |
英名: | Hosta ‘June’ |
区分: | 宿根草 落葉 |
サイズ: | 約 30cm (高さ) x 60~70cm (幅) |
日照: | 半日陰 ~ 日陰 |
この植物のレビュー編
評価: | 0 良 (人にすすめたい) | 1 中立 | 0 悪 (植えれば後悔するだろう) |
評価 | レビュー |
中立 | 2017年7月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
「ギボウシのベスト10」や「人気の高いホスタ」のリストは時々出ますが、ジューンという園芸品種はだいたいそういったリストでは高くランクされています。私には、理解し難い現象です。 「みんなが好きだったら、きっといいものだろう」という単純な考えでインターネットショップからジューンを注文しました。届いた植物の葉色や模様はよかったのですが、地植えをしたら調子がゆっくりと下り坂になりました。問題点を列挙すると、第1は精力のなさです。成長が遅くて、他の品種と違って毎年株の横幅が大きくなるわけではないです。第2は、害虫に弱いことです。写真に写っているジューンのように、ナメクジ(?)が葉っぱを食べ始めれば、その1枚が消えるまで食べ続ける場合があります。ジューンの近くにほとんど無傷のソースイート(レビューはこちら)が植わっているので、害虫に対する弱さはホスタの問題というより、この品種の問題とよく分かります。最後に、ホスタには、花は豪華な冠のようなものですが、ジューンの短い花茎の上に小さい花が咲いて、目立ちません。がっかり! ジューンはハルシオンという品種の突然変異でできたそうですが、私はハルシオンも気に入りませんでした。おそらくこの系列の青緑色のホスタには、共通点が多いでしょう。これから、注意してジューンやハルシオンのDNAが入っているホスタは買わないつもりです。 2022年5月の追加: この前の冬に、もう少し日当たりが良くて乾きやすい所にジューンを移植しました。その結果、ナメクジの被害がなくなって、ジューンの無傷の葉っぱが観賞できるようになりました。美しいです!「ホスタでは、葉っぱが全てだ」と思う人にとって、ジューンはホスタの最高峰かも知れません。私は、立派な花も欲しいですが、評価は「中立」に引き上げます。 |