ロベリア・リチャードソニー

科名: キキョウ科 (Campanulaceae)
和名: ロベリア・リチャードソニー
学名: 複数の学名があるが、Lobelia erinus ‘Richardii’ がよく使われる
英名: Richards lobelia, Richardson lobelia
区分: 非耐寒性多年草
サイズ: 10~20cm (高さ) x 50cm (幅)
日照: 日当たり ~半日陰(西日に少し弱い)

 

この植物のレビュー編
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評 価 レビュー
2022年12月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ロベリア・リチャードソニーは南アフリカ原産の宿根草ですが、同国から来たルリマツリやトリトマとは対照的に、脆弱なところがあるようです。参考書によりますと、耐暑性は中くらいあるものの、耐寒性は低いです。そして過湿と乾燥の両方が嫌いだそうです。それでも、私は「リチャードソニーは横に這って広がる」という言葉に惹かれて、グラウンドカバーとして試してみました。

リチャードソニーを植えたのは2020年の春でした。半日陰かつ雨が降っても水が溜まらない場所を選びました。最初はリチャードソニーの茎が横に広がって青色の花も咲いて、うまくいきました。しかし、梅雨入りから元気が徐々になくなって、8月には花が咲きませんでした。10月には、茎の半分近くが枯れて、茶色のワラのように見えました(2番目の写真)。冬には、見事にワラに化けました。しかし、2020~21年の冬が暖かったお陰でしょうか、リチャードソニーは生き延びて、5月に前年よりも花がよく咲きました。しかし、それからはずっと下り坂で、二回目の冬で消えました。

リチャードソニーはいいグラウンドカバーではないことがよく分かりました。地植えで育っても、カタバミなどの雑草がよく入って、取るのは難しいです。結局、枯れた原因は寒さなのか、多湿なのか分かりませんが、日本の太平洋側の気候には合わないようです。リチャードソニーはハンギングバスケットによく見かけますが、それが最も適した使い方と思います。