ヒメキハギ

科名: マメ科 (Fabaceae)
和名: ヒメキハギ (姫木萩)
学名: Lespedeza buergeri cv.
英名: この種のハギ(bush clover)は英語圏では普及していないようだ
区分: 低木 落葉
サイズ: 約90cm (高) x 180cm (幅)
日照: 日当たり~半日陰 (半日陰でも、花がよく咲く)

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2017年6月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ネットで「ヒメキハギ」を検索しても、情報は見つかりません。この植物は、サカタのタネの直営店でしか見たことがありませんが、おそらく「キハギの矮性品種」という意味の名前でしょう。

家の裏側には、地面が40 cm x 56 cm のブロックでできているプランターがあります。通路のそばですし、横に広がる植物をプランターに植えるわけにもいかないと思って、直立性の強い低木を探しました。すると、ヒメキハギが目に留まり「キハギであれば、真っすぐ上へ伸びてあまり横に広がらないだろう」と期待して1本の苗を買いました。標準サイズのキハギを見たことがなかったので、高さ・幅の比率が予想できないままでプランターに植えました。結局、ハギらしく横幅がかなり出ました。プランターの壁によって横の成長がある程度制限されているにもかかわらず、幅は150 cm ぐらいです。高さはその半分をちょっと超える程度です。他のハギとプロポーションがそんなに変わらないので、キハギがハギと区別される理由がよく分からなくなりました。

しかし、ヒメキハギは暑さ、寒さ、風にも強いですし、虫の食害が少なくて、夏に水やりを時々忘れても大丈夫です。秋の七草らしく、夏から秋にかけて小さい花が咲き続けて、小さいハチが蜜を吸いに来ます。矮性品種なので、成長はそれほど速くなくて、通路側では適宜に切り戻しています。期待外れの樹形なのに、私が満足しているということは、ヒメキハギは優れものであるという証拠でしょう。