ヒメウコギ

科名: ウコギ科 (Araliaceae)
和名: ヒメウコギ (姫五加木)(ウコギとも言う)
学名: Eleutherococcus sieboldianus (Acanthopanax sieboldianus は同意語)
英名: Aralia, five-leaf aralia
区分: 低木 落葉
サイズ: 100~300cm (高さ) x 200cm 前後 (幅)
日照: 日当たり~明るい日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   0  良 (人にすすめたい)   0  中立   1   悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2018年8月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ヒメウコギは相当古い時代に中国から渡来したため、外来種というよりも伝統的な山菜のイメージが強いようです。しかし、山菜としておいしくても観賞価値があまりないので、庭木としては薦められません。

まず、庭木にはある程度のまとまり感が求められますが、ヒメウコギは、枝の出方が粗くて、まとまり感がないです。私のヒメウコギの一番長い枝は真横に出ていますが、主幹らしい幹がないので、この「枝」は横に倒れた幹かも知れません。その他の枝はいろんな角度で斜め上に伸びていますが、木の個体数すら分かりにくい程ごちゃごちゃしています。

「花」という取り柄さえあれば助かりますが、ヒメウコギの花は目立ちません。逆に棘がいっぱいついていて、これらは痛いです!海外の園芸サイトを見れば、ヒメウコギ(特に斑入り品種)の評判はそれほど悪くないですが、褒め方として「条件の悪い場所でもよく生える」のようなコメントが多いです。

結論は「どうしてもヒメウコギの芽を食べないと気が済まない場合を除いて、植えない方がいい」ということです。また、ウコギ科の山菜を作りたいなら、棘のない矮性品種のタラノキは候補の一つです。