デグルーツスパイアー

科名: ヒノキ科 (Cupressaceae)
和名: デグルーツスパイアー (スパイアー → スパイヤーの場合もある)
学名: Thuja occidentalis ‘Degroot’s Spire’
英名: Degroot’s spire arborvitae (arborvitae の代わりに white cedar とも言う)
区分: 低木 常緑
サイズ: 3m、まれに 6m (高さ) x 60cm、まれに 120cm (幅)
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2016年6月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ニオイヒバは北米原産ですが、現地でも基本種(野生種)は庭木としては注目されません。庭に使われるのは専ら園芸品種です。ニオイヒバの園芸品種は300 種以上もあるそうですが、日本でよく普及しているのはこの中の数パーセントでしょう。スリムで使いやすいデグルーツスパイアーはその1つです。
ニオイヒバの北米における分布地図はこちら

樹形で比較すれば、デグルーツスパイアーはゴールドコーンに似ていますが、前者の方は扱いやすいような気がします。ゴールドコーンは日当たりがよくなければ見苦しくなるのに対して、デグルーツスパイアーにはある程度の耐陰性があります。私のデグルーツスパイアーは、家の北東の角と擁壁の間に植わっています。季節によって、1日に浴びる直射日光は1 時間未満から、多くても3 時間です。理想より少ないとは言えますが、このままで8 年以上生き続けていますし、年間15cm~20cm の成長ペースを維持しています。高さ対幅のプロポーションは5 対1 で、恐らくこれは今後も変わらないでしょう。私は3m を超える個体を見たことがないですが、6m の高さになることはありうると言う人もいます。もちろん30 年以上かかりますけど。

デグルーツスパイアーは水分が好きで、極端な乾燥が嫌いです。ニオイヒバの別の品種を移植したことがあって、とても簡単という印象を受けました。移植した木はストレスの兆しを見せませんでした。他の細身の木に比べると、本種はゴールドコーンよりも日照条件が緩くて、スカイペンシルよりも虫の被害が少ないから、◎です。