テラスライム

科名: ヒルガオ科 (Convolvulaceae)
和名: テラスライム
学名: Ipomoea batatas ‘Terrace Lime’
英名: Sweet potato vine ‘Terrace Lime’
区分: 非耐寒性~半耐寒性 つる性宿根草
サイズ: つるの長さは 3m 前後
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
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評価 レビュー
中立 2022年4月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

「テラスライム」は観賞用のサツマイモです。色違いの品種もありますが、色による性質の違いはあまりないそうです。

私は、テラスライムをグラウンドカバーとして使おうと思って、5月に三個を買って2平米かそれ以上のスペースに植えました。大失敗でした。テラスライムの成長スピードや強健さは想像を超えるものでした。6月から、月に二回ぐらいに伸びすぎたつるを切り戻す必要が出ました。クズよりも成長が速かったのです。切ったつるをマルチングとして使いたかったのですが、コンクリートの上に一週間干しても、再び地面に置くと根っこが出て、復活しようとしました。「物体Xだ!」と思って、慌てて捨てました。

いい点もあるにはありました。テラスライムの葉っぱが重なり合うようになればなるほど、その下の雑草は弱って、雑草取りが楽になりました。グラウンドカバーとしての大事な役割を果たしました。

しかし、テラスライムは寒さに弱くて、初霜の頃に地上部が枯れて、腐ったつるの塊に変化してしまいました(写真参照)。冬越しができるかを確認したかったのですが、「来年、これいらない」の気持ちが勝ったので、冬の途中でテラスライムを処分しました。つるを切り取った時、いくつかの薩摩芋を発見しました。大きさは写真のとおりです。ネットでは、「観賞用の薩摩芋は苦くて食べられない」と読みましたが、レンジでチンして試食しました。舌触りはあまりよくなかったものの、めちゃめちゃ甘かったです。調理法を工夫すれば、料理に使えると思います。もちろん、土壌からたくさんの栄養分を吸い上げます。

私が、テラスライムを植えることは二度とないでしょうが、インスタント(に近い)グラウンドカバーがほしい人にとっては都合のいい植物かも知れません。