センニチコウ

科名: ヒユ科 (Amaranthaceae)
和名: センニチコウ (千日紅)
学名: Gomphrena globosa
英名: Globe amaranth
区分: 一年草
サイズ: 品種によって 20~60cm (高さ) x 30~60cm (幅)
日照: 日当たり

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2016年8月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

センニチコウは昔からどこでもあるような1年草ですが、バタフライ・ガーデンの人気が高まっている現在、チョウを引き付けるセンニチコウを再評価すべきではないかと思います。

センニチコウは、日当たりや水はけのいいところに植えれば、育てるのは簡単で、失敗することはほとんどないでしょう。暑さや害虫に強いですが、中米原産の植物ということで、暖冬の寒さでも枯れます。花は初夏から寒さにやられる寸前まで咲き続けます。秋になって一般の花が少なくなると、センニチコウは「チョウの磁石」として本領を発揮します。シジミチョウやセセリチョウのような小さいチョウは特に多く訪れます。

2つの注意点があります。第1 は、強い雨風でセンニチコウは倒れます。「倒れる」というよりも、「ぶざまに寝そべる」感じです。茎が柔らかくて枝分かれが多いため、支柱で支えるのは難しいです。最初から低い品種を選んで、風当たりの弱いところに植えた方がいいと思います。そして第2 は、こぼれ種が多いことを覚悟してください。花がらを放っておけば、翌年の春に地面はパック入りのカイワレ大根と同じ密度のセンニチコウに覆われるようになって、土が見えなくなります。花がらが落ち始めたら、慎重に全ての花を切って、集めて、処分した方が少ない手間で済みます。それでも、100個以上のこぼれ種は発芽するでしょう。

今年初めて植えた「バッディ」という園芸品種は好きです。高さは30cm ぐらいで、幅はもう少しあって、雨風によって形は完全に崩れません。「ちなつ」も背が低いですが、成長も花の数も今一です。「ラスベガス」はより背が高い (40cm~50cm) ですが、まとまり感が弱いです。1番目の写真では、バッディは手前で、ラスベガスは奥にあります。