シュウメイギク「ももいろブーケ」

科名: キンポウゲ科 (Ranunculaceae)
和名: シュウメイギク (秋明菊) 「ももいろブーケ」
学名: Anemone hupehensis var. japonica ‘Momoiro Bouquet’
英名: シュウメイギク = Japanese windflower, Japanese anemone
区分: 宿根草 半常緑
サイズ: 50~60cm (高さ) x 広がる
日照: 西日の少ない日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2016年10月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

一見したところでは、シュウメイギクは何の変哲もないキク科の植物のように見えます。しかし、人と同じように花は見かけによらないものです。シュウメイギクはキク科ではなくて、キンポウゲ科に属します。私の経験では、よく普及しているキク科の植物は虫の食害に弱いです。キク、アスター、ルドベキア、ジニア、ヨメナ、ダリアなどを無農薬で育てると、ある程度の食害が避けられないようです。花びらのないヨメナは本当に無残です。

しかし、害虫はシュウメイギクにあまり集まりません。葉っぱには食害が少なめで、花にはほぼないと言ってもいいです。これは庭植物として大変な強みです。そして、野生種または背の高い園芸品種のシュウメイギクには倒れやすいという批判がありますが、ももいろブーケのような背の低い品種は、普通の条件では倒れません。

地植えすれば、シュウメイギクは確かに広がりますが、新芽は本体から遠いところに顔を出すのではなく、1株は群生になって、徐々に拡大する感じです。耐陰性を活かして木の下や、建物の東側に使うといいです。移植しやすいですし、移植をした年に、平年通り8月から10月にかけて花が期待できます。強い乾燥や強い西日は苦手です。小さい花壇には強健すぎるかも知れませんが、ももいろブーケはいい庭植物です。

ところで、「ももいろブーケ」は商号の可能性が高く、正式名称ではないでしょう。