クレオメ「セニョリータロザリータ」

科名: フウチョウソウ科 (Cleomaceae)
和名: クレオメ「セニョリータロザリータ」
学名: Cleome ‘Senorita Rosalita’
英名: Cleome, spider flower + ‘Senorita Rosalita’
区分: 宿根草 落葉~半常緑
サイズ: 60~70cm (高さ) x 60cm (幅)
日照: 日当たり (耐陰性は少しある)

 

この植物のレビュー編
評価:    良 (人にすすめたい)   0  中立   1  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2022年3月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

昔ながらのクレオメは南米原産の一年草ですが、花が美しい反面、臭み、とげ、べたつく葉っぱ、倒れやすさなどの問題点もあります。交雑種クレオメのセニョリータシリーズが出回った時に、私は問題点がどれぐらい改良されたのかを見たいと思って、3個を買って植えました。

セニョリータロザリータは、クレオメの交雑種と交雑種の掛け合わせた植物なので、従来のクレオメとかなり違うところがあります。先ずは、臭み、とげ、べたつく葉っぱの問題がなくなりました。そして、従来種がタネを作る一年草であるのに対して、セニョリータロザリータはタネを作らない半耐寒性多年草であるそうです。気温が−6度を下回らない限り、冬越しができるとされています。

ここまではいいこと尽くめですが、倒れやすさは昔から全然変わっていません。私のロザリータは、夏の途中に普通のどこでも吹くような風で倒れました。ロザリータを立て直して、茎の枝割れの間に笹の棒を通して土に差し込んで支えようとしましたが、風が別の方向から吹いた時にまた倒れました。晩秋に「来年、これいらない」と思ってロザリータを取り除いて根っこを見ましたが、それぞれの根鉢は小さい湯呑に入るぐらいの大きさでした。倒れたのもおかしくないわけです。

7月に豪華だったロザリータは、月日が経つにつれて魅力が急になくなります。花や葉っぱは疎らになって、9月末になると観賞価値はほぼ失われます。残念ですが、更なる品種改良が必要と思われます。