ガザニア

科名: キク科 (Asteraceae)  
和名: ガザニア
学名: Gazania rigens
英名: Gazania, African daisy
区分: 宿根草 常緑
サイズ: 15~25cm (高さ) x 30~40cm (幅)
日照: 日当たり

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2019年3月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

褒めちぎりたいほどの庭植物にはめったにお目にかかりませんが、ガザニアはその一つです。原産地の南アフリカでは、ガザニアは小石を多く含む痩せ地に生えるそうです。日本では、日当たりが良くて、暑くなりやすいロックガーデンにぴったりです。私の経験ですが、記録的に暑かった2018年の夏、岩と岩の間に植わっていて、西日が日没まで当たり続けるガザニアでも、暑さで弱ることは全くありませんでした。耐寒性と言えば、ガザニアはよく「寒さに弱い」、「半耐寒性」、「一年草扱い」等と書かれていますが、果してそうなんでしょうか。私のガザニアは、最低気温がマイナス2、3度になってもゆっくりと成長を続けて、花も咲き続けました。冬中、肉厚で光沢のある葉っぱは傷みませんでした。

ガザニアを育てる理由は主に色鮮やかな花にあります。ガザニアの花期ははっきりしませんが、初夏に一斉に咲く傾向があります。それから、それぞれの個体は自分のサイクルで咲きます。10個あれば、だいたい3個から6個は咲いています。花の後、タネを作って放します。タネに綿がついているので、10メートル離れた所で新しい苗が出ることはありますが、個数は邪魔になるほど多くないです。冬の間に受粉させる虫がいないためか、タネができないようです。ガザニアは日光を好んで、蕾が膨らんでも曇りの日には開かないことがあります。根付いたら、水やりはほとんど必要ないです。

私は、品種名のないガザニアと「ガズー」(Gazoo)という品種を買って植えました。後者の方が丈夫そうで花付きもいいので、お薦めします。細かい毛に覆われているシルバーリーフの種類を含めて、複数の園芸品種があります。洋風の庭とマッチしやすい優れ物です。