カロライナジャスミン

科名: ゲルセミア科 (Gelsemiaceae)
和名: カロライナジャスミン
学名: Gelsemium sempervirens
英名: Carolina jasmine, Carolina jessamine
区分: つる性宿根草 常緑
サイズ: 5m 以上
日照: 日当たり、耐陰性は少しある

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2016年4月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

「ジャスミン」と言うとモクセイ科のハゴロモジャスミンを指すことが多いですが、カロライナジャスミンは遠く離れた別科の植物です。ジャスミンの強い香りもないですし、花色も全く違うのです。つる性植物であることや4月に花が咲くことを除いて、「ジャスミン」に似ていないと思います。

この植物の名前の由来ですが、もちろん「カロライナ」は米国の2つのカロライナ州から来ました。ノースカロライナ州と言えば、関東地域と同緯度にあります。そのお蔭でしょうか、カロライナジャスミンは関東地域の気象条件に完璧に適応しているように見えます。ネットフェンスさえあれば、本種はぐんぐん上って、向う側が見えないほど茂ります。
カロライナジャスミンの北米における分布地図はこちら

カロライナジャスミンは吸盤も巻きひげもなく、つる自体がものに絡むことによって上ります。写真のつるは5m ぐらいの長さで、もっと伸びるような気がします。葉っぱは革質になっていて、どんな風でも破れませんし、冬にも落葉が特に多くはなりません。昆虫は花にあまり興味を示しません。枝が思わぬ方向に伸びれば、いつでも切っていいです。敢えて欠点を言えば、花が散れば結構なゴミの量になるということです。