オオベンケイソウ

科名: ベンケイソウ科 (Crassulaceae)
和名: オオベンケイソウ (大弁慶草)
学名: Hylotelephium spectabile
英名: Showy stonecrop
区分: 多肉宿根草
サイズ: 40~50cm (高さ) x 50~60cm (幅)
日照: 日当たり~半日陰 (西日にそれほど強くない)

 

この植物のレビュー編
評価:   0  良 (人にすすめたい)   0  中立   1  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2017年9月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

オオベンケイソウは、カゲツ、セダム、カランコエなどの多肉植物と同じ「ベンケイソウ科」に分類されます。中国や韓国が原産地なので、日本でも育てやすいだろうと思って買いましたが、思わぬ落とし穴がありました

多肉植物は害虫に弱いイメージがないですが、私の経験では、オオベンケイソウは例外です。最初に植えた所は日当たりがよかったのですが、葉焼けを少し起こして育ちが今一でした。一度は根元で切りましたが、翌年に地面から新芽が出たため、「生命力がすごい!」と思って、よりいい場所に移植しました。その年の夏から秋にかけてオオベンケイソウの花が咲きましたが、次の春から天幕(テンマク)毛虫またはその仲間が葉っぱに蜘蛛の巣のような住処を作って、葉っぱを食い荒らしました。別のことに専念していた私は、いつもほど害虫に注意を払っていなかったせいか、食害がかなり進んでからようやく気づきました。但し、100種以上の植物がある庭で、毛虫が大量発生したのはオオベンケイソウだけというのは不思議です。

応急措置として、毛虫や巣の糸や被害の多い葉っぱを全部取り除きました。さっぱりした姿は暫く続いたものの、結局、毛虫は再発生しました。その後の雨で、オオベンケイソウは持ち直しましたが、9月になっても花の気配がないです。定期的に霧吹きなんかで葉っぱを洗えば、毛虫の再発生を予防できたかも知れません。ところで、毛虫が発生しても、他の植物に移らないので、その心配はいりません。花が咲く場合、きれいですし、小型のチョウはよく訪れます。