モナルダ「ブルームーン」

科名: シソ科 (Lamiaceae)  
和名: モナルダ (= 属名)
学名: Monarda ‘Blue Moon’
英名: Monarda, beebalm + ‘Blue Moon’
区分: 宿根草 半常緑
サイズ: 50cm (高さ) x 30~50cm (幅)
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:  1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2023年2月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

モナルダは人気の宿根草ですが、背の高い品種は普通の雨や風が当たるだけで傾くことがあって、時には倒れます。ただ、ブルームーンという品種なら、背が低いのでもっと強靭なのではないかと思って、庭に植えてみました。

ブルームーンは精々高さ50㎝ぐらいにしかならないのが特徴の一つですが、草丈よりも花の方が特徴的です。先ず、開花期が早くて、5月中旬からです。そして花は3週間しか持たなくて、終わりも早いです。ピーク時のブルームーンは、何とも言えないほどゴージャスですが、ピークから2週間経ったら3番目の写真の有様になります。私は、一時「処分しよう」と思いましたが、処分しなくてよかったです。全ての花びらが落ちたら、花がらは黒い坊主頭のようになって、その面白い姿はほとんど変化せずに半年以上も残って、2月になってもまだ健在です。紫がかかったちょっと肉厚の葉っぱは冬まで残ります。ブルームーンはモナルダらしく短い地下茎で横に広がりますが、他の品種よりもゆっくりです。

背の低いお蔭でしょうか、ブルームーンはしっかりと直立する育てやすい花です。ハチやチョウがあまり寄らないのは残念ですが、茎が傾かないメリットは大きいです。ブルームーンはうどん粉病に強いですが、他のモナルダと同じく強い乾燥が苦手です。こぼれ種で殖えません。モナルダの基本種(M. didyma)の分布はこの地図で確認できます。