科名: | ユキノシタ科 (Saxifragaceae) |
和名: | ヒマラヤユキノシタ |
学名: | Bergenia stracheyi |
英名: | Chinese Bergenia |
区分: | 宿根草 常緑 |
サイズ: | 30cm (高さ) x 80~100cm (幅) |
日照: | 半日陰 (耐暑性や耐陰性がある) |
この植物のレビュー編
評価: | 1 良 (人にすすめたい) | 0 中立 | 0 悪 (植えれば後悔するだろう) |
評価 | レビュー |
良 | 2017年2月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
ヒマラヤユキノシタは、ユキノシタとそれほど似ていないような気がしますが、同科の植物という理由でこの名前が付いたのでしょう。好まれるポイントは、大きくて丸い葉っぱ、冬に咲くピンク色の花、ごつごつした茎、ゆっくりと広がる習性でしょう。 雪が深く積もる地域では、ヒマラヤユキノシタの花は早春に咲くそうですが、日本の太平洋側では、12月から3月頃にかけて咲いて、春本番になればもう下り坂です。花が長期にわたって咲くせいか、冬季の間、新鮮な花は常に枯れかけている花と混じっています。葉っぱに関しても同じことが言えます。葉っぱは枯れても太い茎に残るので、緑色の葉っぱ、寒さで青銅色になった葉っぱ、そして枯れた黒い葉っぱが1株に混在しています。冬花として貴重な植物ですが、自然風な庭向けです。春には、枯れた花や葉っぱを切り取れば、新葉は尚更きれいに見えます。 ヒマラヤユキノシタは、カナダでもよく使われるほど温度の許容範囲が広いですが、日本の暖地では、夏の直射日光を嫌がります。とは言っても、完全な日陰では育ちがよくないです。私の経験では、落葉樹の下、要するに夏が木漏れ日、冬が日向のような場所がベストです。水分要求はそれほど高くないので、ちょっとした斜面やロックガーデンも適地です。成長は遅くて、茎の本数が少ないので、密生したグランドカバーになりにくいです。 |