科名: | キジカクシ科 (Plantaginaceae) |
和名: | ハラン (葉蘭) |
学名: | Aspidistra eliator |
英名: | Cast iron plant, aspidistra |
区分: | 宿根草 常緑 |
サイズ: | 110cm (高さ) x 広がる (矮性品種は 40cm 前後) |
日照: | 日陰 (木漏れ日は問題ない) |
この植物のレビュー編
評価: | 1 良 (人にすすめたい) | 0 中立 | 0 悪 (植えれば後悔するだろう) |
評価 | レビュー |
良 | 2016年7月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
野生のハランは九州南部から台湾にかけて分布しています。大昔から東アジアで広く栽培されるようになって、19世紀のヨーロッパで観葉植物として普及しました。暗い室内でも育つのが人気の秘密だったそうです。 自然界では、ハランは林床植物なので、強い日差しや強い風は大敵ですが、耐陰性や耐乾性ともに強くて、マイナス10度の気温にも耐えられますし、熱帯気候も大丈夫だそうです。虫の被害はほぼ皆無です。葉っぱは1枚ずつ地下茎から直接に伸びます。晩春に出る新しい葉っぱはすごくきれいですが、前年の葉っぱは変色したりちぎれたりしやすいです。だいたい、きれいな葉っぱと古くて汚い葉っぱは入り混じっています。太陽や風に晒されるほど、葉っぱの劣化が早いです。 私は、高さ1m を超える標準サイズのハランと日本花卉から注文した矮性品種のハランをグラウンドカバーとして使っています。それぞれの場所を「飾りたい」というよりも、「雑草より強い植物で隠す」つもりで植えました。背の高い方は家の北側にあって、冬の数ヵ月は日差しが当たりません。背の低い方は家の東側の出窓の下にあって、雨が当たりません(水遣りは思いついた時に)。どちらのハランも「美人」と言えませんが、役割を立派に果たしています。因みに、ハランの成長は遅いため、育てやすい割には安くないです。 |