ニオイヒバ「ミニマ」

科名: ヒノキ科 (Cupressaceae)
和名: ミニマ
学名: Thuja occidentalis ‘Minima’
英名: Minima arborvitae (arborvitae の代わりに white cedar とも言う)
区分: 低木 常緑
サイズ: 80~90cm (高さ) x 80~90cm (幅)(20年~30年かかる)
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2019年6月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

矮性コニファーの中でも、ミニマは小さい方です。コニファー(針葉樹)は、老衰とか病気で弱らない限りほぼ一定のスピードで成長をし続けるので、最終の大きさを予測しにくいです。枯れて初めて「最終」が分かるという感じだからです。しかし、私が9年ぐらい育ててきたミニマの成長から推定すれば、「樹高1メートルまでは伸びない」と断言できます。植わった場所に合わなくて窮屈そうなエレガンティシマなどをよく見かけますが、小さくて球状であるミニマはそうなりません。

ミニマは、人気品種のグリーンコーンやエメラルドと同じく、ニオイヒバの園芸品種ですが、流通量がより少ないです。極端に暑くて乾きやすい場所を避けて、普通の土壌に植えれば、失敗することはないでしょう。日光を好みますが、耐陰性もそれなりにあります(アオキほどではないですけど)。移植はしやすいですが、真夏に行うべきではありません。ポットからの地植えはいつでもできます。
ニオイヒバの北米における分布地図はこちら

地味なミニマですが、手間のかからない庭の脇役です。因みに、ミニマに酷似している「ティニティム」という品種もあります。二品種の違いを敢えて言えば、ティニティムの成長は年間1センチぐらい遅くて、大雨の時に表面が若干割れにくいことくらいでしょうか。最近、英語名の Tiny Tim に近い「タイニティム」と呼ばれることが増えているようです。