科名: | アオイ科 (Malvaceae) |
和名: | タイタンビカス「キッズレッド」 |
学名: | Hibiscus x hybrida |
英名: | Titanbicus (’Kids Red’ は英語圏において記録がないようだ) |
区分: | 宿根草 落葉 |
サイズ: | 40~50cm (高さ) x 40~50cm (幅) |
日照: | 日当たり |
この植物のレビュー編
評価: | 0 良 (人にすすめたい) | 1 中立 | 0 悪 (植えれば後悔するだろう) |
評価 | レビュー |
中立 | 2021年10月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
北米原産のハイビスカス属には14種の植物があって、その中のモミジアオイやアメリカフヨウはよく知られています。どちらも日本で育てやすい大型の宿根草です。しかし、ネットでアメリカフヨウを探せば、野生種よりも「タイタンビカス」や「ディスコベル」などの商標っぽい名称がついているものが多く出回っていることが分かります。これらの全部は、人または企業が作った種間交雑種ですが、一般人にはその中身を知るすべがほとんどありません。 私は、湿り気のある植穴を準備して、背の低い交雑ハイビスカスを探してみたところ、40~50cmにしかならないキッズレッドを見つけたので、2個を買いました。最初の印象は、葉っぱの形や花色はモミジアオイそっくりだったので、モミジアオイの遺伝子が多く入っているだろうということでした。ところが、しばらく観察していると、背の高さに比例して精力も低いように見えてきました。一年目には、最初の花は6月末に咲きました。花は大きくて鮮やかでしたが、その夏の間に1個のキッズレッドに同時に咲く花は多くても2個でした。花が2日以内に落ちて、次の花が咲くまでは数日から一週間かかることが多かったです。 二年目には、開花期が始まるとたくさんの花が同時に咲きましたが、それは束の間でした。ほどなく前年のパターンに戻りました。そして、モミジアオイが9月いっぱい、時には10月に入っても咲き続けるのに対して、キッズレッドの花は8月に終わって、それから葉っぱが徐々に枯れていきます。キッズレッドはモミジアオイの小型版ではありません。期待すればがっかりします。悪くない宿根草ですが、強く薦めることができません。 |