科名: | センリョウ科 (Chloranthaceae) |
和名: | センリョウ (千両) |
学名: | Sarcandra glabra (以前は Chloranthus glaber) |
英名: | 定まっていない |
区分: | 低木 常緑 |
サイズ: | 100cm 未満 x 70~80cm |
日照: | 木漏れ日以下 |
この植物のレビュー編
評価: | 0 良 (人にすすめたい) | 1 中立 | 0 悪 (植えれば後悔するだろう) |
評 価 | レビュー |
中立 | 2018年3月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
センリョウは、日本から東南アジアやインドにかけて広く分布している小低木です。名前からすると、庭で同じように使われるマンリョウの近い仲間と思われがちですが、そうではありません。似た環境に適応した結果、姿が似てきたのでしょう。そして名前も似てしまったのですね(因みに、十両・百両・万両は同属の近い仲間です)。 私はセンリョウとマンリョウの両方を育てたことがあります。マンリョウを植えた後で、枝の先端に赤い実を付けるセンリョウが格好いいと思って植えてみました。残念ですが、センリョウの方が少し弱弱しい印象を受けました。なぜならば、センリョウを大きな落葉樹の下に植えたら、夏の間は大丈夫でしたが、日陰がなくなった冬に葉焼けを起こしたからです。逆に、冬の日差しで葉焼けを起こしたマンリョウは見たことがないです。ウィキペディアの「センリョウ」のページには「比較的暖かい常緑樹林下に自生している」と書いてありますが、「常緑樹林」はキーポイントと思います。 栽培条件(特に日照加減)が合っていれば、おそらくセンリョウは育てやすいでしょう。但し、マンリョウはこぼれ種でよく殖えるのに対して、センリョウはあまり殖えません。そしてマンリョウは英語圏でも流通しているのに、センリョウはあまり流通していません。海外での人気も丈夫さと関係しているかも知れません。初心者や栽培条件に自信のない人にマンリョウを薦めたいです。 |