ジニア・プロフュージョンシリーズ

科名: キク科 (Asteraceae)  
和名: ジニア、ヒャクニチソウ (百日草)
学名: Zinnia hybrida ‘Profusion Series’
英名: Zinnia ‘Profusion Series’
区分: 一年草
サイズ: 30cm (高さ) x 60cm (幅)
日照: 日当たり

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2016年11月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ジニアの交雑種は昔からあって、1年草の定番と言えます。15年~20年前に登場したプロフュージョンシリーズはたちまちいくつかの園芸賞に輝いて、品種改良を象徴するような存在になりました。6つの花色があって、それぞれに一重咲きや八重咲きの種類があるので、バリエーションが豊富です。花期が長くて、高温多湿に強くて、うどんこ病にも強いので、いいこと尽くめのようですが、欠点は少しあります。

プロフュージョンシリーズは栽培条件がよければ、半年以上咲き続けますが、害虫が最も活躍している夏には花や葉っぱは被害を受けます。花の花びらが半分食べられると、さすがに目立ちます。しかし、害虫がめっきり減る10月後半からもフル回転で花が咲き続けて、この時期は見事な光景になります。庭の一番鮮やかな秋花になります。

プロフュージョンシリーズの両方の親はメキシコの植物だそうです(片方の分布は南米まで及びます)。「メキシコの植物」と聞くと、「乾燥したやせ地を好むだろう」と思いがちですが、そうでもないです。水はけや肥沃度が「普通」の場所に植えた方が、このジニアは元気に育ちます。日当たりのいいことも大事です。多くの交雑植物と違って、プロフュージョンシリーズはこぼれ種をけっこう出して、その上、子孫は親と全く同じです。邪魔になるほど増えすぎることはないです。チョウは花を訪れますが、ダルマギクやダンギクほどではないです。