科名: | アヤメ科 (Iridaceae) |
和名: | シャガ (射干) |
学名: | Iris japonica |
英名: | Fringed iris, shaga |
区分: | 宿根草 常緑 |
サイズ: | 50cm 前後 x 広がる |
日照: | 日当たり~日陰 (木漏れ日が理想的) |
この植物のレビュー編
評価: | 0 良 (人にすすめたい) | 1 中立 | 0 悪 (植えれば後悔するだろう) |
評 価 | レビュー |
中立 | 2016年4月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
シャガはもともと中国から渡来した植物と言われますが、今は本州、四国、九州の人が管理していない場所でもよく生えています。この広い分布は強健さを物語っています。許容する栽培条件も広いです。東京の近郊では、シャガは最もよく使われるグラウンドカバーの1つです。 私は、光沢のある葉っぱや3月から5月にかけて咲き続ける花に惹かれて、自分の庭にシャガを植えてみました。しばらくすると、本体から1m も離れたところに新しいシャガが次々と地面から顔を覗かせました。地下茎は簡単に歩道や石や枕木をくぐって、向こう側に出ました。私の庭はそれほど広くなくて、たとえ4分の1でもシャガに提供する余裕はないので、結局処分しました。今は、同じ半日陰でやや湿った場所にダルマホトトギスが植わっています。広がり方はおとなしくて、私はほっとしています。 普通の花壇に不向きとは言っても、シャガの使い道がない訳ではないです。広い自然風の林には、下草として本領を発揮するでしょう。小田原城の境内に、シャガはこういう風に使われています。そして個人の庭でも、1番目の写真のように壁に囲まれた土地ならば、シャガは隅から隅まで地面を覆って、雑草を抑えることでしょう。大きな鉢に植えて、その鉢の縁だけが地面から出るように埋めるのもいいでしょう。 余談ですが、日本のシャガは三倍体なので、タネができません。怖いのは専ら地下茎です。 |