サルビア・コクシネア

科名: シソ科 (Lamiaceae)
和名: サルビア・コクシネア (= 学名)
学名: Salvia coccinea
英名: Scarlet sage, Texas sage, hummingbird sage
区分: 宿根草 半常緑
サイズ: 「高さ 1m を超える」という記述があるものの、50cm ぐらいしか見たことがない
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
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評 価 レビュー
2016年5月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

サルビア・コクシネアの原産地はアメリカ南部から南米にかけてです。そのため、耐暑性が強くて耐寒性がやや弱いです。日本のどこで栽培することによって「宿根草」の類に入るのか「一年草扱いの宿根草」の類に入るのかが変わってきます。
サルビア・コクシネアの北米における分布地図はこちら

しかし、サルビア・コクシネアはコンクリートのひびから生えるぐらいの強健さもあって、こぼれ種の数も多いので、どこに植えても植えっぱなしで毎年殖えるでしょう。雑草っぽい殖え方が目に入ると、私は「コクシネア領域の拡大が抑えきれなくなるのかな」と気になったので、結局処分しました。逆に、他の植物と丁寧に付き合わなくてもいいし、蔓延ってほしいような場所があれば、どうぞ植えてみて下さい。タネはちょっと飛びますけど。ダメな栽培条件は「粘土+日陰」だそうです。

英語では、コクシネアは hummingbird sage (ハチドリセージ)という別名を持っているから、花には蜜があるはずですが、ハチやチョウは私のコクシネアに寄らなかったような気がします。花の1個1個は短命ですが、花期が長いです。褒めようと思っても、私は「路地を覆うものとして、雑草よりまし」くらいのことしか言えません。