科名: | ヒノキ科 (Cupressaceae) |
和名: | グレーオウル |
学名: | Juniperus virginiana ‘Grey Owl’ |
英名: | Grey Owl juniper |
区分: | 低木 常緑 |
サイズ: | 150cm (高さ) x 500cm 以上 (幅) |
日照: | 日当たり |
この植物のレビュー編
評価: | 1 良 (人にすすめたい) | 0 中立 | 0 悪 (植えれば後悔するだろう) |
評 価 | レビュー |
良 | 2024年9月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
エンピツビャクシンは、北米東部では広く分布している針葉樹です(分布の地図はこちら)。基本種は庭木として使われることがめったにないですが、「グレーオウル」という矮性品種は人気があります。グレーオウルは、エンピツビャクシンと日本のイブキからできた交雑種であるという説もあります。
だいたいの文献が、グレーオウルは「盃型、横幅3mだ」と言います。私は「斜面の土壌固定に役立つ」と思って、高さ150㎝ぐらいの斜面にグレーオウルを植えました。効果が出るまで時間がかかりましたが、木が大きくなってからは雨が地面に直接当たらなくなって、浸食が減りました。但し「横幅3m」は嘘でした。私のグレーオウルは6年でポット苗から幅5mの木になっていますし、今も成長を続けています。ネットで調べてもこんなに大きなグレーオウルは出てきませんが、私の育て方はあくまで普通です。グレーオウルの成長は期待を遥かに超えることを念頭に置いた方が良さそうです。
グレーオウルの特徴と言えば、青みのかかった葉っぱです。新緑も青くて、季節による変化がほとんどないです。暑さ・寒さに強くて、北海道全域から奄美諸島ぐらいにかけて生育可能だそうです。しっかり根付いてから、夏でも雨水だけで育ちます。常に湿った土が嫌いなようです。虫による食害がほとんどないです。葛飾北斎が描いた波のような枝先を切るのはちょっと勿体ないですが、グレーオウルは剪定に耐えます。
グレーオウルの近くに何かを植えたくなっても、枝が絡み合うような植物は絶対ダメ。私は「横幅3m」を前提に、コバノランタナを近くに植えて、ずっと後悔しています。私の失敗から教訓を得てください。 |