科名: | アジサイ科 (Hydrangeaceae) |
和名: | ガクアジサイ(額紫陽花)、アジサイ |
学名: | Hydrangea macrophylla |
英名: | Bigleaf hydrangea, French hydrangea |
区分: | 低木 落葉 |
サイズ: | 推定 100~200cm (高さ) x 100~200cm (幅) |
日照: | 半日陰~明るい日陰 |
この植物のレビュー編
評価: | 1 良 (人にすすめたい) | 0 中立 | 0 悪 (植えれば後悔するだろう) |
評 価 | レビュー |
良 | 2024年6月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
ガクアジサイは、日本の太平洋側のごく限られた地域のみに自生しています。品種改良が日本や海外で行われてきた結果、園芸品種は100種を遥かに超えているそうです。原種に近いガク咲き(lacecap)タイプの花とボリューム感のある手まり咲き(mophead)タイプの花があります。西洋で開発された品種は手まり咲きタイプが主流で、それらはただ「アジサイ」と呼ばれることが多いです。 ガクアジサイは肥沃で有機物の多い土壌を好んで、あまり乾燥しない所が一番いいです。日陰に強いですが、最低でも木漏れ日を確保したいです。一日中日当たりの強い場所だと、葉っぱの色が褪せる傾向があります。札幌辺りから南西諸島まで育つほどの順応力を持っています。葉っぱがやや厚い割には害虫に強くなくて、カメムシが大発生した場合に無残な姿になることもあります(経験に基づいた話)。 pHについては言及しておく必要があります。ガクアジサイの花は本当に土壌の酸性度によって大きく変わります。私の庭に植わっている「アドリアブルー」という品種は、花が徐々に赤くなっていきましたが、ツツジ用の酸性肥料を与えると青色に戻りました。酸性土は花を青くして、アルカリ性土は花を赤くします。 剪定の注意点:ガクアジサイは前年の枝に花を咲かせるので、剪定するなら、花が枯れ始めた時が一番いいタイミングです。真夏以降に剪定すれば、翌年の花を減らすことになります。最近、「エンドレスサマー」という新旧枝の両方に花を咲かせるシリーズが開発されていますが、まだそれほど普及していません。 梅雨空の下、ガクアジサイほど迫力のある花木は他にありません。大好きです。 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 参考 日本原産のアジサイ アメリカ原産のアジサイ コアジサイ H. hirta アメリカアジサイ H. arborescens タマアジサイ H. involucrata カシワバアジサイ H. quercifolia ガクアジサイ H. macrophylla ノリウツギ H. paniculata ヤマアジサイ H. serrata |