ガイラルディア「グレープセンセーション」

科名: キク科 (Asteraceae)
和名: ガイラルディア「グレープセンセーション」
学名: Gaillardia aestivalis var. winkleri ‘Grape Sensation’
英名: Gaillardia, lanceleaf blanketflower ‘Grape Sensation’
区分: 宿根草 半常緑~常緑
サイズ: 植えてから一年で 60cm (高さ) x 100cm 以上 (幅)
日照: 日当たり 

 

この植物のレビュー編
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評 価 レビュー
2023年8月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

この夏の記録的な暑さを考慮して、今回は、夏の暑さにめげないガイラルディア「グレープセンセーション」を紹介したいと思います。                        

グレープセンセーションは、本来のガイラルディア(G. aristata とその交雑種)とは別の系列です。テキサス州のごく限られた地域に自生する G. aestivalis の変種(分布の地図はこちら)の選抜品種です。日本では歴史の浅い花です。

グレープセンセーションの一番目立つ特徴は赤紫色の花でしょう。花付きは普通ですが、開花期は5月の終わりごろから晩秋にかけての長い期間です。花が古くなると、花びらががきれいに落ちて、ボール状の面白い花がらが長く残ります。最終的にその花がらは白い綿になって飛んでいくので、切る必要はありません。手間がかからなくてありがたいです。「グレープセンセーションはこぼれ種で殖えない」と文献にはありますが、私は一個ぐらいのこぼれ種が庭に発芽したような気がします。しかし、滅多にないことは事実です。

グレープセンセーションの耐暑性は、同じテキサス出身のガウラ並みです。猛暑日でも、花は普通に咲いて、葉っぱは焼けません。私のグレープセンセーションはロックガーデンの最も乾きやすい上段に植わっていますが、降水量が平年の5%の月間でも、水をやったのは一回のみと思います。それでも、萎れる気配がありませんでした。

年月が経つにつれて一個のグレープセンセーションはゆっくりと横に拡大します。葉っぱは密に茂って、雑草を通しません。耐寒性は−20度ぐらいまでです。病害虫がほとんどなくて、長寿の宿根草だそうです。日本ではもっと使われてもいいと思います。