エキナセア

科名: キク科 (Asteraceae)  
和名: エキナセア (=属名)
学名: Echinacea purpurea
英名: Echinacea, purple coneflower, coneflower
区分: 宿根草 落葉
サイズ: 20cm~160cm (高さ) x 25cm~ ?? (幅)
日照: 日当たり、耐陰性はあまり強くない

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2017年7月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

キク科エキナセア属は9種の植物を含みますが、園芸界で「エキナセア」という語を使う場合は流通量の多い Echinacea purpurea を指すことがほとんどです。分布地図を見ますと、エキナセアは沖縄を除いた日本全国で栽培可能ということが窺えます(分布地図はこちら)。今や、何十種類もの園芸品種があって、背の高さは30cm 未満から150cm 超まであって、花色も様々です。

私は、エキナセアがほしいと思った時、庭の風当たりの強さを考慮して、特に丈夫な品種を選びました。ところが、評判とは裏腹に「倒れやすいな~」という印象を受けました。もっと背の低い品種を植えてみても、結果は同じでした。その後、某ガーデンセンターの夏花バーゲンで品種名のついていないエキナセアを衝動買いしました(100~200円の衝動買いですけど)。しかし、庭のいい場所に「空き」がなかったので、雨風がよく当たる、乾きやすいレーズドベッドに植えました。そしてこのエキナセアは一番よく育ちました。

庭植物の商品タグには、だいたい「水はけのいい場所に」は挨拶のように入っているので、無視しがちですが、おそらくエキナセアの栽培に当たっては、水はけは成否を決める大事な要因でしょう。成功したエキナセアの植え所は決して肥沃な土ではなくて、これもポイントかも知れません。とにかく、エキナセアは甘やかしてはいけなさそうです。

エキナセアのいいところは専ら花です。花期は6月から秋にかけて続きますが、花がなければ、あの野暮ったい本体を欲しがる人はいないでしょう。小型のチョウを引き付けるのにはいい花です。夏が進むにつれて、虫の食害は増えますが、同科のルドベキアよりましと思います。