常緑ヤマボウシ

科名: ミズキ科 (Cornaceae)
和名: 常緑ヤマボウシ (常緑山法師)
学名: Cornus hongkongensis
英名: Hong Kong dogwood, evergreen dogwood
区分: 高木 常緑~半常緑
サイズ: 樹高は少なくとも 5m で、自然にややスリムな姿になる
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2016年1月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

中国南部原産の木だそうですが、神奈川県の冬を簡単に越しますし、東北の南部まで生育が可能と聞いています。常緑ヤマボウシはとても端麗な木で、もっと使われてもいいと思います。普通に栽培しますとタネで増殖することがないですし、害虫に食われることもないです。「常緑」と言っても季節によって葉っぱの数が増えたり減ったりします。けれども、地面が落ち葉で埋もれるほどではありません。端的に言うと、悪い癖のない木です。

常緑ヤマボウシは日本のヤマボウシと同じ Cornus 属で、葉っぱや花や実は小ぶりでありながら、日本のヤマボウシに似ています。私の経験では、花がまばらで、実が赤味を帯び始めるとヒヨドリがすぐ食べるので、熟した実を見るチャンスが滅多にありません。運よく赤い実を見つけたら、食べてみて下さい。おいしいですよ。

ヤマボウシの木がどれくらいの大きさになるかは一口では説明できません。売り手はたくさん売りたいものだから、購入を促すように、小さめに言う傾向が強いです。常緑ヤマボウシの樹高については、情報のバラつきが特に激しく、ある情報源は、3m~5m といい、別の情報源(Wikipedia(英語))は15m と言っています。さらに、原産地の中国から英語で発信された情報によりますと、25m とさえ言っています。少なくとも、「低木」とは思わない方がよさそうです。

私は2011年にビーバートザンで常緑ヤマボウシを買って庭に植えました。それから1年経った時の印象は「成長しない!」でした。でも、根付いたら成長スピードが徐々に上がって2014年に50センチぐらい伸びました。このペースが続くのか、10年以上の栽培経験者に聞きたいところです。