ルリマツリ

科名: イソマツ科 (Plumbaginaceae)
和名: ルリマツリ (プルンバーゴとも言う)
学名: Plumbago auriculata
英名: Plumbago, Cape leadwort
区分: 低木 常緑~半常緑
サイズ: 1m (高さ) x 3m (幅)
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2016年3月に、神奈川県の Greg はこう書きました:
ルリマツリは南アフリカ原産の灌木です。枝は木の性質とツルの性質を持ち合わせているので、成木の高さはせいぜい1m ですが、横幅は3m にはなるでしょう。私は、そんなに大きな個体を見たことはないですが、自宅前のルリマツリが幅2m を超えさせないため、成長期に3回ぐらいの刈り込みが必要です。トレリスのように枝を支えるものがあれば、高さはもっと出るかも知れませんが、ルリマツリはもともと巻き付く力が弱くて、どこに植えても高さよりも幅が大きくなるでしょう。ホームセンターでは、10cm ポットのルリマツリが並んでいる場合、最終サイズは想像しにくいですが、過小評価は失敗のもと!ただし、地面に横たわっても、枝から新しい根っこが出ないので、永遠に広がるということはないです。こぼれ種で殖えることも見たことがないです。 

ルリマツリの花はフロックス(オイランソウ)に似ていますが、花期がより長くて(5ヵ月以上)、色はブルー系の中で抜群に美しいです。何枚の写真を撮っても、本物の美しさが再現できないのは、悔しいです。そして、チョウを引き寄せたいけどハチがちょっと怖いという人には、ルリマツリがぴったりです。ハチはあまり寄ってきませんが、ホウジャクは毎日のように訪れます。夏の雨上がりの朝は、「必ず」と言ってもいいです。花のピークは梅雨明けからの2ヵ月ぐらいですが、暖冬の場合、年末まで咲き続けます。ルリマツリは水はけのいいところが好きで、太陽が半日以上当たればいいです。暑さや風や害虫は特に問題にならないようです。気温がマイナス5度になってもほとんど被害を受けません。私にとっては、なくてはならない庭の一部です。