リシマキア・プンクタータ

科名: サクラソウ科 (Primulaceae)
和名: リシマキア・プンクタータ「ゴールデンアレキサンダー」
学名: Lysimachia punctata ‘Golden Alexander’
英名: Dotted loosestrife, yellow loosestrife, spotted loosestrife
区分: 宿根草 落葉
サイズ: 60cm (高さ) x 60cm (幅)
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   0  良 (人にすすめたい)   0  中立   1   悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2019年12月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

「悪」の評価を受けるに値する植物の中には、ただ何らかの理由(樹形の悪さ、花数の少なさ、成長スピード、広がりすぎ、など)で気に入らないものもあれば、植えてから直ぐに悪化の一途をたどって枯れてしまいそうになったものもあります。リシマキア・プンクタータは後者です。

リシマキア・プンクタータは、ヨーロッパ中部からトルコにかけて分布していますが、庭植物として世界中の温暖な地域で使われるそうです。ゴールデンアレキサンダーは、基本種よりも背丈や幅がやや小さくて、葉っぱには黄覆輪が付いています。

私は、2019年の春に、三個のゴールデンアレキサンダーをインターネットショップから取り寄せました。いい状態で届いたので、期待に胸を膨らませて庭に植えました。しかし、それから数か月にわたって葉っぱが縮んで、しわだらけになりました。夏に咲くはずの花は咲きませんでしたし、植物の広がりもありませんでした。やがて葉っぱには無数のピンホールぐらいの穴が入りましたが、害虫そのものは見かけませんでした。ハバチだったかも知れません。

ゴールデンアレキサンダーの近くにコバノズイナ、ニオイヒバ、ガクアジサイなどが同じ土壌に植わっていますし、同じぐらいの日光を浴びているのに、それぞれは元気に育って害虫による被害もないです。リシマキア・プンクタータはこんなにデリケートな植物なので、最初から庭に植えない方がよさそうです。