モナルダ

科名: シソ科 (Lamiaceae)  
和名: モナルダ (= 属名)
学名: Monarda didyma
英名: Monarda, beebalm
区分: 宿根草 半常緑
サイズ: 2年目で 70~80cm (高さ) x 70cm (幅)
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:  1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2016年6月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

モナルダは北米東部原産の宿根草です(北米における分布地図はこちら)。

モナルダは典型的なシソ科植物と言ってもおかしくないです。茎の断面が四角い、葉っぱが対生、触ればミントのような香りを放つ、というシソ科に多い特徴が揃っています。花のない時期にモナルダの外見は地味なので、気づかれないことがよくあるでしょう。しかし5月下旬に花が咲き始めると目を奪う存在に変身します。花のピークは6月ですが、その後、ぽつんぽつんと続きます。

こんなにゴージャスな花は意外と作りやすいです。私のモナルダは、乾燥に弱くて日光を好むミソハギやモミジアオイと一緒に植わっています。午後3 時ごろから明るい木陰に入りますが、これがちょうどよさそうです。強風があまり当たらない場所でも、1,2 本の茎は風で折れることがありますが、植物が完全に倒れることはないです。年を取るにつれて株は徐々に拡大して、花の数も増えます。ハチは蜜を吸いに来ますが、数は多くないです。害虫の形跡をほとんど見かけません。こぼれ種で殖えることは「辛うじてある」と言えます(2 個のモナルダが翌年に3 個になった)。関東地域の気象条件では、一部の葉っぱは緑のままで冬を越します。適した場所があれば、コスパのいい宿根草です。