ブルーサルビア

科名: シソ科 (Lamiaceae)
和名: ブルーサルビア (学名のサルビア・ファリナセアと呼ばれることも)
学名: Salvia farinacea
英名: Mealycup sage
区分: 宿根草 落葉~半常緑
サイズ: 60~70cm (高さ) x 50~60cm (幅)
日照: 日当たり

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立    悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2020年8月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

私は、サルビア属との相性が悪かったのですが、去年の春に、最後の望みをかけてブルーサルビアを買ってロックガーデンに植えてみました。その時以来、私のサルビア運は好転しました。

ブルーサルビアの自然分布は、テキサス州が中心(地図はこちら)なので、暑さに強いことは保証付きです。寒さは、‐18度ぐらいまでは大丈夫だそうです。水はけのいい土に植わっていれば、原産地にないような長雨に耐えられます。私が住んでいる町では、この7月の雨量は600ミリ弱でしたが、ブルーサルビアは梅雨明けまでよく踏ん張りました。逆に、厳しい日照り続きに晒されると疲れた様子になります。

ブルーサルビアは、花期が長いのが一番の特徴です。春から晩秋まで花は咲き続けます。園芸品種やシリーズは数多くありますが、私は「サリーファン」2個と無名(基本種?)の1個を植えました。サリーファンの方が丈夫で花咲きがいいので、お薦めです。どの品種でも、植物自体はそれほど大きくないので、群植した方が見栄えがします。虫による食害はあまりなく、ハチは時々訪れます。やや強い風で傾くことはあるものの、倒れることや折れることはありません。肥料の要求は低いです。

注意:ブルーサルビアの茎は堅くて木質に近いです。地上部は冬枯れをしたように見えても、茎の一部は春に蘇ります。冬に切り戻さないで、4月後半まで放っておいて、そして枯れたままの茎だけを一遍に切った方が、春の滑り出しがいいのです。