フジバカマ

科名: キク科 (Asteraceae)
和名: フジバカマ (藤袴)
学名: Eupatorium japonicum (E. fortunei や E. chinense もフジバカマと呼ばれる場合がある)
英名: ? ? (英語圏ではあまり流通していないようだ)
区分: 宿根草 落葉
サイズ: 120cm (高さ) x 広がる (3年足らずで150cm)
日照: 日当たり (耐陰性は少しある)

 

この植物のレビュー編
評価:   0  良 (人にすすめたい)   1  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
中立 2022年1月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

フジバカマは、東アジアに広く分布していて、買い求める時にどこのどの亜種が手に入るのか分からないので、大きさや強健さが期待どおりにならない場合があります。ここでは、私が育てている中間的な種類をレビューします。

フジバカマの特徴は、地面から立ち上がる強靭な茎、割と小さい花、地下茎で広がる習性などです。多くの点でミソハギに似ていますが、実はキク科の一員です。日当たりが良くてあまり乾燥しない所に植えれば、土質を問わず、育ちます。水分を好むので、地面が盛り上がっている場所よりも少し窪んでいる場所がいいです。植えて一年目には普通に成長しますが、二年目に勢いが増します。広がり方は亜種によって違いますが、直径1.5メートルぐらいのスペースを空けておいた方がいいです。丈夫なので、雨風で倒れません。一度冬枯れした茎は蘇らないので、早春に地面近くまで切り戻したいです。私のフジバカマは10月から11月にかけて花が咲きますが、花期のもっと早い種類があると思います。タネによる繁殖は見ていません。

フジバカマには問題点もあります。うどん粉病は付き物のようです。私のフジバカマは、一年目にはうどん粉病がひどくて、植物を処分しようかと悩む時期もありました。結局、二年目に入って幾分よくなりましたが、まだ灰色の粉が葉っぱについていました。しかし、葉っぱの見た目を我慢した見返りに、写真に写っているチョウがよく訪れるようになりました。この種類のチョウは、フジバカマの花が咲いている時にしか来ません。二年連続来ています。どうやってあの一個の植物が分かるのか、不思議で仕方ないです。

因みに、青花フジバカマはアメリカ原産の別の植物です。

2022年4月の追加:

なぞのチョウは「アサギマダラ」だそうです。コメントを投稿した優しい方が教えてくださいました。