ハマナデシコ

科名: ナデシコ科 (Caryophyllaceae)  
和名: ハマナデシコ (浜撫子)、フジナデシコ (藤撫子)
学名: Dianthus japonicus
英名: Japanese dianthus
区分: 宿根草 常緑
サイズ: 50cm (高さ) x 70~80cm (幅)
日照: 日当たり (耐陰性の有無は未確認)

 

この植物のレビュー編
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評 価 レビュー
中立 2016年9月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ナデシコは好きですが、育てようとしたら失敗ばかりを繰り返しました。どの品種も花は害虫に食べられることが多いですし、その上、背の高い品種は倒れやすいです。強健な印象を受けません。

今年は、サカタのタネでがっちり体形のハマナデシコを見かけました。「これは倒れることがないだろう」と思って買いました。多肉植物であるハマナデシコは、花のない時期にはカゲツ(金のなる木)の仲間に見えます。育て方も、多肉植物に準じます。日光にたっぷり当てて、水や肥料を少な目にすれば、育てやすいです。

地植えした私のハマナデシコは7 月中旬に開花をしました。淡いピンク色の花は濃い緑色の葉っぱといいコントラストになって、理想的な宿根草と思いました。ところが、8 月に入ったら、クロウリハムシが増えていることに気付きました。クロウリハムシはナデシコ科、キキョウ科、キク科の一部の花が大好物で、花びらを食べ尽すこともあります。ハマナデシコの場合、花は元々小さくて多いので、食害はすぐに目立ちませんでした。ただし、私は庭に入るたびに足元から10匹以上のクロウリハムシが舞い上がるのが実に嫌でした。いくら殺しても数は減りませんでしたし、その一方で花だけは減りました。花の時期が過ぎている 9 月後半になってもハマナデシコはクロウリハムシの溜り場になっています。これさえなければ...

ウリハムシの幼虫はウリ科の植物を食べて、成虫になってから他の植物をも食べるようになります。もし自分の庭の近くに野菜畑があれば、あるいは近所でウリハムシをよく見かけるようなことがあれば、ナデシコ科の植物は無事に花を咲かせる確率があまり高くないです。