ネジバナ

科名: ラン科 (Orchidaceae) 
和名: ネジバナ (捩花)
学名: Spiranthes sinensis var. amoena
英名: Chinese spiranthes, spiral orchid
区分: 宿根草 落葉
サイズ: 高さ 30cm ~ 40cm
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2016年1月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

「ラン」と聞くと多くの人は「育てにくい」と連想するでしょう。しかし、ネジバナはそのイメージを覆すランです。私の経験では、一度ネジバナを植えれば、消えることはないです。近くの砂利道にも育つことがありますが、栽培条件のいいところでも殖えすぎることもないです。らせん状につく小さい花は「豪華」と言えませんが、思わず近距離で見たくなります。日本原産で、花期は6月~7月です。冬には、見過ごしやすい地面べったりの葉っぱしか残りません。

育てやすくて奇妙な形のネジバナはもっと人気が出てもおかしくないですが、花壇にあまり使われていない印象を受けます。自然に密生している場合は見たことがないですし、群植をしても翌年に一部のネジバナは枯れて、肉眼では見にくいタネは飛んで、(個数が少ないものの)あちらこちらで生えます。私はこういう生え方は構いません。むしろ、「今年はどこに出るのか」という楽しみもあります。整然とした一年草の列が好きな人には、ネジバナはお薦めできませんが、自然風な庭のアクセントとしては ◎です。