センチネル

科名: ヒノキ科 (Cupressaceae)
和名: センチネル
学名: Juniperus communis ‘Sentinel’
英名: Sentinel juniper
区分: 低木 常緑
サイズ: 3m (高さ) x 40~50cm (幅)
日照: 日当たり

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2017年11月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

セイヨウネズには、100前後の園芸品種があるそうですが、日本で流通量がそこそこあって買い求めやすい品種となると、その数は1ケタ台でしょう。ゴールドコーン(レビューはこちら)と同じく、センチネルも「珍しくない類」に入ります。この2品種の共通点は、何と言っても細身の樹形です。

最初にセンチネルを見た時には、ゴールドコーンの色違いかと思いました。しかし、庭に植えて成長ぶりを観察すると、そうではないことがよく分かりました。ゴールドコーンの枝は、幹から斜め上に出て、短いです。センチネルの枝は、幹から10度ぐらいしか乖離しないで、ほとんど真上へ成長して、より長いです。両方とも細身(ファスティギアータ)ですが、センチネルの方が若干細いでしょう。因みに、成長スピードは正確に測っていませんが、センチネルの方がちょっと遅いような気がします。

センチネルは一年中、ほぼ同じ色を保ちます。耐陰性が弱いので、生垣や下草には向きませんが、庭のアクセントとしては抜群にいいです。日光が大好きですが、根っこが長時間水浸しになると腐りやすいと聞いています。私は、緩やかな斜面に植えたので、長雨でも問題は発生していません。最後に、セイヨウネズの自然分布は、日本辺りが南限なので、さらに暑い所(例えば、コンクリート壁の南側)に植えない方がいいと思います。場所選びに気を付ければ、センチネルは風に強くて、病虫害の少ない、育てやすい低木です。