スピランテス

科名: キク科 (Asteraceae)
和名: スピランテス(=旧属名)、オランダセンニチ、タマゴボール
学名: Acmella oleracea
英名: Eyeball plant, buzz buttons, toothache plant
区分: 非耐寒性多年草
サイズ: 30~40cm (高さ) x 50cm (幅)
日照: 日当たり (耐陰性は少しある)

 

この植物のレビュー編
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評 価 レビュー
中立 2022年10月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

ネットショッピングで偶然見つけた「スピランテス」という背の低い宿根草が、グラウンドカバーになりそうだったので、私はそれを3個買いました。届いた植物は、濃い緑色の葉っぱの上に目玉のような花が出ていました。小さいエキナセアの花から花びらを取り除いた感じ。因みに、花は無香でハチやチョウは来ません

 

早速日当たりのいい所に植えて様子見をしました。それぞれの個体は大きくなって、地面を覆いました。どんなに暑い日でも、スピランテスは平気でした。ブラジル原産なので、暑さに強いのも道理です。が、やがて寒さに弱いことを思い知りました。米国のサイトによりますと、スピランテスはゾーン 9b の植物ですが、それは華氏25度(−3.8度)まで耐えるだろうという意味です。私が住んでいる町よりちょっと暖かい地域だったら、越冬できたかも知れませんが、ここでは無理でした。

 

しかし、春になると無数のスピランテスの苗が顔を出しました。タネは冬を越して生き延びたのです。嬉しい反面、それから問題点が浮き彫りになってきました。先ず、6月までは苗が小さくて、グラウンドカバーらしくないのです。そしてタネは凄い距離を飛びます。前年の本体から10メートル離れた所に生える苗は珍しくないです。いらない苗を取っている間に「何で私がこんな目に」と思うことはありました。苗が大きくなれば、しっかりと雑草を抑え込むいいグランドカバーになりますし、横に伸びすぎた茎も抜きやすいです。しかし、繁殖力や成長スピードを考慮すると、手間暇のかからない植物の類には入りません。