サルスベリ「ペチートピンキー」

科名: ミソハギ科 (Lythraceae)
和名: サルスベリ (猿滑り) 「ペチートピンキー」
学名: Lagerstroemia indica ‘Petite Pinkie’ (品種名は ‘Monkie’ とも言う)
英名: Crape myrtle ‘Petite Pinkie’
区分: 低木 落葉
サイズ: 150cm~200cm (高さ) x 150cm~180cm (幅)
日照: 日当たり

 

この植物のレビュー編
評価:   0  良 (人にすすめたい)   1  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
中立 2017年12月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

先ず「サルスベリが好きだ」と言っておきたいです。でも、サルスベリには園芸品種がたくさんあって、品種間に良し悪しもあると思います。私は、人の背の高さぐらいのサルスベリがほしくてペチートピンキーを買うことにしましたが、後でちょっとした問題が発覚しました。

ペチートピンキーの葉っぱは、春に出た直後にカビのような白いものが付きました。ハマキムシがはびこっているように、開けない葉っぱもありましたが、ハマキムシはいませんでした。気温が上がって、日差しが強い5月になるとカビが少しずつ減って、夏の花咲きには悪影響はなかったようですが、「新緑が楽しめない木」という印象を受けました。これ以外の点は、普通のサルスベリです。日当たりや排水が良くて、あまりやせていない土に植えれば、7月から9月にかけてきれいな花は咲き続けます。

元々サルスベリは東アジア原産の木ですが、アメリカ南部では人気が高くて、ハリケーンにも強い木として知られているので、アメリカ国立樹木園は「いい品種」を普及させるように耐病性の強いサルスベリの開発に力を入れてきました。日本でも馴染みのあるチカソー、タスカローラ、ナチェなどの園芸品種はアメリカ生まれです。このリンクをクリックすれば、アメリカ国立樹木園がこれまでに導入した29品種のサルスベリのリストが見られます。英語ではありますが、それぞれの特徴も簡単に書いてあって、左側に並んでいる「Acoma」から「Zuni」の品種名をクリックすれば、写真も出てきます。サルスベリの購入を考えている人には、この中から選ぶことを強くお薦めします。