ゴールドコーン

科名: ヒノキ科 (Cupressaceae)
和名: ゴールドコーン
学名: Juniperus communis ‘Gold Cone’
英名: Gold cone juniper
区分: 低木 常緑
サイズ: 3m (高さ) x 50~60cm (幅)
日照: 日当たり

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評 価 レビュー
2016年5月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

庭に強い縦の要素がほしい場合、選択の幅はかなりありますが、「縦」+「目立つ色」+「小サイズ」の条件をクリアする樹木はごく少ないです。ゴールドコーンはその1つです。ゴールドコーンは西洋ネズの園芸品種です。西洋ネズの自生地は北米だけでなく、ヨーロッパから東アジアにも及びますし、「世界で最も広く分布している木」と言われるので、環境への適応力は強いでしょう。

ゴールドコーンは、名前のとおり新葉は黄色ですが、褪せ方は激しくなくて、春以外の季節にも淡黄緑色を保ちます。私は、小さいゴールドコーンの苗木を庭に植えてから4,5 年が経って、今は185cm x 30cm まで成長していますが、この6 対1 のプロポーションはしばらく変わっていなくて、たぶんこれからもずっと続くでしょう。一部の記述によりますと、ゴールドコーンは初心者向けではないということですが、私はまだ難しいところに直面していません。ある時、成長するこずえが2つに分かれましたが、片方を切れば問題が解決できました。2回ぐらい、木の外側を刈りましたが、やらなくても表面は少しザラザラするだけです。低肥料、少ない水やりでいいです。

注意点は1つ。多くのビャクシン(Juniperus)属の木のように、ゴールドコーンは耐陰性が弱いです。1日に6 時間以上日光の当たる場所でないと、外見は見苦しくなるそうです。日なたの場所に植わっていても、木の南側は北側よりきれいです。と同時に、本州は西洋ネズの自然分布の南限に近いので、暑さよりも寒さに強いことが窺えます。ブロック塀の南側に植えない方がよさそうです。因みに、同じ樹形の耐陰性のある木がほしければ、ニオイヒバの「デグルーツスパイアー」がいい候補です。(西洋ネズの北米における分布地図はこちら