コンボルブルス・サバティウス

科名: ヒルガオ科 (Convolvulaceae)
和名: コンボルブルス・サバティウス = 学名
学名: Convolvulus sabatius
英名: Ground morning glory
区分: つる性宿根草 常緑
サイズ: 地面に張り付いて広がる。垂れる部分は 250cm 前後
日照: 日当たり

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2016年1月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

斜面のある宅地や公園では、擁壁の上からつる植物を垂らすことがよくありますね。その際、土をあまり選ばなくて、花がいっぱい咲いて、ほとんど放任状態で元気に育つようなつる植物があれば、好都合でしょう。実は、何年も前から普及している Convolvulus sabatius  がそういう植物です。

コンボルブルスの花は同科であるアサガオの小型版に見えます。でも植物の性質はずいぶん違います。アサガオがものに巻き付いて上に伸びる1年草であるのに対して、コンボルブルスは地面に広がる多年草で、崖に来れば、自然に2m~3m も垂れることになります。私のコンボルブルスは地面で1.5m を超える幅で、垂れる部分は2.5m です。つるが絡み合って密度の高いマット状になりますが、節目から新たな根っこが少ししか出ないので、困るほどには広がりません。タネによる増殖を見たことがないです。

コンボルブルスの花は淡い紫色で、ピークが5月です。毎年1個の植物に何百個もの花が同時に咲くのを見ると、息をのむほど感動します。ハチは少々集まりますけど、チョウは無関心。

ピークが過ぎても、花の波は続きます。3番目の写真のようになったら、切り戻せばいいのです。